貯金や株、不動産に債券など、運用に関する知識が増えてくると
自分のポートフォリオは複雑になりがち…
これ、まさに私の悩みでした!
選択肢が増えるとどれがベストなのかわからなくなる…
そんな時は、年に1度で良いので自分の運用パフォーマンスを評価し
頑張って働いたお金を労ってあげましょう!
↓下記の確認方法、んーーーわかんないなーという人がいたら
気軽にお問い合わせしてみてください!
では…ちょっと複雑かもしれもしれませんがいってみましょう!!
パフォーマンスの確認方法
投資のチェックはまずはこちらの整理から。
- 債券
- 株
- 不動産
同じチェックポイントで比較すると
お金を移動させる必要があるかどうかを判断することができます。
現金については、現在の金利と他の選択肢を比較するだけでOKです!
ステップ1 – 各投資の実質的なリターンの合計を計算する
リターンチェックのために集める情報
- あなたの投資が今どのくらいの時価があるか、
そして投資した当時にどのくらいの価値があったかを確認します。
ちなみにですが、不動産などの場合は簡単に評価額を出すのが
難しいです… - 始めてから今に至るまで、投資や資産から受け取った収入に関する情報
(例えば…配当金、家賃、ボーナスや利息など)。 - 期間中のインフレ率(小売価格指数)。
計算の仕方
- 今日の投資の価値から始めましょう。
- 計算する対象期間のスタート時点の価格をチェックします。
[今日の時価]ー[スタート時点の価格]が、
この期間の投資価格の変化です。 - この数字に、その時点までで期間中に受け取った収入や
配当金を追加します。 - 任意の手数料、取引コスト、管理または税金や引き出し費用などを
マイナスして、期間中に行われたことをすべて調整します。 - 試算対象期間の最後の時点の金額に開始時の金額を割って、
その後100倍するとリターン率が算出できます。 - さらに、期間中のインフレ率を差し引きます。
あんまり一般的には知られていないかもしれませんが、
インフレ率によって試算は何もしなくても変動するので、
計算する場合にはしっかりみておきましょう。
ステップ2 – ベンチマークと比較する
ベンチマークとは、投資を測定し、パフォーマンスを比較するために
使用できる基準のことです。
ベンチマークを設定することは、
自分の投資を見直すためにも個人投資家にとっては重要な指標になります。
具体的に3つ下記にあげてみました。
運用成績 VS インフレ率の結果は??
インフレの指標としては、消費者物価指数(CPI)がお勧めです。
現金預金や現物債券や固定金利証券などのリスクの低い
固定金利資産を考える上で参考にしてください。
インフレ率も考えた上でリターン率がゼロ以上であれば、
それはゼロリターンベンチマーク(インフレ率)より好成績で、
あなたはインフレ後に実質的な利益を上げたことになります!
残念ながらゼロよりも小さい場合はベンチマークに勝っておらず、
投資の結果、実質的に資産が下落したことになります。
運用成績 VS リスクなしのベンチマークの結果は?
リスクフリーのベンチマークとは、リスクのない投資でどれだけの
利益を得ることができたかということです。
銀行の普通口座の金利は、リスクフリーのベンチマーク指標の一つです。
実質0.001%ですが、マイナスではないですよね?
今後は口座管理手数料というものも導入される可能性もありますので、
その辺りもしっかりチェックしておく必要がありますよ?
これよりもリスクを取っている場合は、
より高いリターンを期待する必要があります。
リスクの高い資産がリターンを生み出しているかどうかを確認するために、
実質リターンの合計からリスクフリーのレート(率)を引いてみましょう。
リスクが大きければ大きいほど、リターンはリスクフリー・レートを
上回るはずです。
リターンがリスクフリー・レートよりも低い場合は、
現金投資に資金を移した方がよいでしょう。
あなたの判断が短期的に何が起こっているかに影響されすぎないように、
過去数年の成績にも目を向けてみてください。
運用成績 VS 自分の目標利回りの結果は?
多くの人が、自分の資産形成の目標に向かって、
運用する商品選択や情報収集をしていると思います。
特定の貯蓄や投資目標に到達するために必要な収益率を
計算することができますが、投資のパフォーマンスの変化に応じて、
将来的にはそれを調整する必要があるかもしれません。
ちなみに、鬼は年率4%以上のリターンを目指しているようです。
毎年の棚卸しでこの辺りが実現できているのか、
しっかりチェックする必要があります。ちなみに・・・
ほったらかし運用、去年はだいぶ好調でした!
↑
ほったらかし運用とは「海外直接投資」のことです。
私も伸びグラフを見ていつもおぉ〜となってました。
ステップ3 – 市場とパフォーマンスを比較する
他の類似した投資と比較することで、
投資のパフォーマンスを文脈の中に置くことができます。
例えば、異なる銘柄に投資している場合、ある銘柄の価値が他の銘柄よりも上昇したり、減少したりしていることに気づくでしょう。
市場の類似セクターとの比較
同じような市場やセクターの投資の平均パフォーマンスと比較しましょう!
コストを考慮することを忘れないでください – コストが高いほど、
長期的にパフォーマンス目標を達成することが難しくなります。
BloombergやMorningstarなど、国内外の情報サイトがありますので、
セクターなどを調べてみると良いと思いますよ♪
過去の実績をチェック
年に一度でいいとはいえ、複雑でしたね…
始めたばかりの方は、慣れないことで大変だったと思います。
でもとっても大事なこと!
資産形成は短期ではなかなか難しいのが現実です。
高いパフォーマンスを狙う場合、相応のリスクに悩まされると思います。
短期のパフォーマンスに基づいて判断するのではなく、
過去数年間に自分の資産がどのようなパフォーマンスを示したか、
じっくりと考えてみましょう。
一般的に、投資パフォーマンスを比較しても、
5年以下の時間軸ではあまり有益な情報は得られないと、
考えられているそうですよ。
今後のパフォーマンス
過去の実績は、将来の予測を保証するものではありません。
例えばコロナを予測していた保険や運用はありませんよね?
新しい商品が出たらやっぱり気になるものですが、
許容可能なリスクの範囲を考えつつ、時々見直して理想のパフォーマンスに
近づける努力、してみましょう!