プール投資ファンドは多くの人々から資金を集め専門家によって管理され、
多くの投資に分散している大規模なファンドに投入する方法です。
私もこの方法での投資をしていますが、
実はいくつかの投資信託を組み合わせています。
さらっと解説したいところですがなかなか盛りだくさんで、
今回は2回に分けて紹介してみたいと思います。
プール型投資信託の仕組み
投資ファンドでは、多くの人が資金をプールし、
プロのファンドマネージャーが株式、債券、不動産、現金、または
その組み合わせなどの資産に資金を投資します。
ハイインカム、資本成長、インカム&グロースなど、
さまざまな戦略があり、投資先も非常にバリエーションに富んでいます。
プール型投資信託の人気の種類
- 投資信託
- 営利目的のファンド
- インデックスファンド
なぜファンドを通じて投資するの?
自分で株などの資産を購入することももちろんできますが、
ファンドを通じて投資するメリットがあります。
- リスクの分散が可能 リスク分散の方法として、一つの投資先ではなく
複数の投資先に資産を分散する方法があります。
しかし、たくさんの投資先に投資しようとしても、小さい金額での
投資の場合、株などでは最小単位の口数だとしても
数万円〜数十万円もの投資金額になるため、
あまり多くの投資先に分散することが難しいんです。
しかし、投資信託の場合は一口買うだけでも数十〜数千もの
投資先に分散投資することができるため、例え投資先のうちの
1社の業績が悪くても大きな影響を受けずに済みます。 - 取引コストの削減 個別に個人で購入するよりも、多くの人で
手数料を割るため、手数料を抑えられる場合もあります。 - 自分で管理する手間が省略できます。配当金の管理などをファンドが
まとめてやってくれるので、個人でやる作業がほとんどありません。
数百社の株に個人で投資して、納税までやるととんでもない作業ですが、
その作業を省略できます。
(ファンド経由だと手数料がかかりますが、、、) - プロのファンドマネージャの売買スキルを、
自分の資産のために活用できます。
もちろん、ファンドマネージャでもピンキリですから、
しっかりと見抜けるように知識をつけましょう!
アクティブファンドとパッシブファンド
アクティブファンド…積極的な管理
ほとんどのプール型投資ファンドは、アクティブに運用されています。
ファンドマネージャと呼ばれる人が、ファンドの運用方針をきめ、
実際に投資先を選定して投資を行って行きます。
また、ファンドマネージャーはファンドの目的に応じて、
顧客の投資に対して市場の成長の平均以上に成長(市場に勝つ)するか、
単に市場を追跡するだけで達成されるよりも長期的に安定した
リターンを得られるようにします。
運用会社は、時には良い結果を出すこともあれば
悪い結果を出すこともありますが、実は、9割程のファンドはパッシブ運用
の運用成績を超えることができていないという実績があります。
また、過去にファンドがうまくいったとしても、
将来的にうまくいくという保証は誰もしてくれません。
パッシブファンド(トラッカーファンド)
長期的には、市場に勝てるアクティブ運用のファンドは
ほとんどないというのが実情です。
マーケット・インデックスは、S&P500やNIKKEI225など、
特定の市場(NY証券取引所や東京証券取引所など)の
全株式のパフォーマンスに紐づいた成績になります。
S&P500は米国の上場企業500社ですし、
NIKKEI225は東証1部上場企業の
225社に対して投資ができるものです。
タイトルにあるトラッカーファンドというのは、
インデックス(=市場の動きを表す指数)を
追跡(トラック)するファンドのことです。
トラッカーファンドは、銘柄の入れ替わりもS&P社などが機械的に
選定するため、アクティブファンドのようにファンドマネージャーが
積極的に管理するような必要はありません。
手数料は多少かかりますが、アクティブに運用されている
ファンドほどではありません。
手数料がかかるため、実際のリターンは市場の実際の成長率とは
若干異なりますが、ほぼそれに近いものになると思います。
米国S&P500連動型では、0.03%/年なんていう超割安の手数料な
商品がありますので、ぜひチェックしてください。
第一回まとめ
今回は、投資信託のメリットを中心に記事にしてみました。
しかし甘い話なんて投資の世界にはありません!
後編では、ファンドの手数料や投資前のチェックポイントなどについて
ご紹介させていただきます!