今日は海外投資の主戦場、アメリカと日本の比較をしてみたいと思います。
と言っても専門的な分析はできませんので、あくまでも過去の実績からの将来の推測です。
皆さんの投資方針の参考になれば幸いです。
S&P500って?
S&P 500(エス アンド ピー ファイブハンドレッド、Standard & Poor’s 500 Stock Index)は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。本指数はアメリカ合衆国企業の株価指数であることを意図しており、上記の証券取引所の上場銘柄であっても、アメリカ企業でないと判断された銘柄は本指数の対象外となる
要約すると、スタンダート&プアーズという会社が決めている、アメリカの代表的な500銘柄の指標です。
絶えずこの指標となる企業の見直しがされているため、銘柄入れ替えなんてイベントもあるようです。
テスラモーターが選ばれると思っていたのに選ばれずに株価へ影響があったりなど、この指標はほとんどの投資家が注目しているものと考えて良さそうです。
要は、大リーグのスーパースターが選ばれたドリームチームみたいな・・・?
Nikkei225って?
日経平均株価(にっけいへいきんかぶか、英: Nikkei stock average)は、日本の株式市場の代表的な株価指標の一つ。単に日経平均や日経225(にっけいにひゃくにじゅうご、にっけいにーにーご)とも呼ばれる。
英語圏の報道機関ではNikkei 225と表記される。日経グループ以外のメディアでは「日経」という固有名詞を避けて「東証平均株価」と呼ぶことがある。日本経済新聞社は「日経平均株価」の名称を使用するよう求めている。
東京証券取引所が第二次世界大戦敗戦後再開した1949年5月16日時点での採用銘柄の単純平均株価176円21銭からスタートしたダウ式平均株価[注 1]であったが、2005年6月に算出方法が大きく変わり、現在はダウ式ではない。
現在、東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄を対象にしている。銘柄を選定、5秒毎(2017年以降)に算出し公表する。
本当は全銘柄の日経225への銘柄採用されてからの期間などを可視化してみたいなとも思ったのですが、諦め。。。(誰か、そんなサイト見つけたら教えてください。)
株価の情報更新は高頻度になってきているようですが、選定された銘柄はほぼ外れないという指数で、海外ではもっぱら「東証株価指数」という指数が採用されているようです。
歴史ある会社=優良企業ではないと私は考えますので、いつまでも引退しない老人企業たちに投資すべきなのか・・・疑問は残ります。
S&P vs NIKKEI225 実績の比較(1970〜2020)
さて、ここで問題です。
同じ期間で比較した時、日本とアメリカではどちらが成長したでしょう??
実は、1996年までは、Nikkei225の方が成長率高かったんです!
その後のITバブルが弾けたり、リーマンショックがあったりと世界的な不景気もあり、
そこからの成長力の違いは圧倒的。
世界第3位と言われる経済大国日本ですが、実際のところ、1990年のレベルまではまだまだ戻っていないんですよね。
50年間なんて長期で考えることはなかなかないですが、アメリカと日本で、100万円を投資した場合のリターンの違いは約3倍と、強烈な差が明らかになりました!
S&P500の騰落比率(1970〜2020)
こちらの表は、S&P500のプラスだった年とマイナスだった年を上下に比較してみた表です。
ご覧の通り、ITバブルやリーマンショックなどは顕著な上げ下げが明らかなところですが、
約76.0%の確率でプラスという成長力です。
NIKKEI225の騰落比率(1970〜2020)
比べて日経225の成長です。
こちらも決して悪いわけではありませんが、米国の成長と比較すると差がわかります。
プラス成長の確率は62.7%と、米国とは10%以上も差があることがわかりました。
まとめ
今日はアメリカと日本の指標を同じ基準で比較してみましたが、
これにより見えてきたもの、多いですよね。
実際に長期の投資を想定した場合には勝率の高さや成長率は重要なファクターではないかなと思います。
さらに、日本ではなく海外で購入することによって、資産のリスク分散や手数料の負担金額軽減など、海外直接投資の優位性も見えてくると思いますよ!