資産投資、はじめました!そんな声を頂いておりますが、
スタートする際に、購入する資産がどんなものがあるのか、
実は知らずにスタートする人も多いみたいです。
今日の記事では、どんな資産の種類があって、どんな特徴があるか、
その辺りに触れてみたいと思います。
資産の種類と資産配分(ポートフォリオ)
いきなり難しい言葉を使ってしまってすみません。
資産の種類は、似たような財務特性を持つ有価証券や投資のグループで、
伝統的な資産として、以下の4つが挙げられます。
- 現金
- 株式
- 不動産
- 固定金利証券(債券)
それぞれの資産は価格変動の割合やリスクが異なるので、
資産形成の方針に沿ってバランスよく配分することが大事です。
資産の特徴を知ることで、ポートフォリオのリスクの量を調整したり、
管理するのにとても役立ちます。
アセットアロケーションとは、全ての資産に対して、
各資産に入れるポートフォリオの割合のことです。
日本円も現金なので、ポートフォリオ的には
現金(円)100%、なんて人も割と多いかも。
リスクの管理
リスクの中で最も重要なものの一つに、
投資の価値がどの程度上下に振れやすいかということがあります。
これは資本リスクと呼ばれています。
資産の種類によってリスクのレベルが異なります。
例えば、現金(普通預金のようなものに貯金しているもの)は
資本リスクが低いです。
資本リスクの高い順に順位をつけると、伝統的な資産の種類では、
だいたいこんな感じになります。
- 現金(リスクが低い)
- 債券
- 不動産
- 株式(最高リスク)
リスクの低いポートフォリオを目指すのであれば、
現金や国債などの債券としての割合が高いものを目指しましょう。
リスクの高いポートフォリオでは、
株式の割合が比較的高くなるのが一般的です。
ポートフォリオの割合に答えはあるの?
結論として、
元本割れしてもいいか、利回り(リターン)はどのくらい必要なのか、
何年間かけていいのか、など人によって目標が違うので、
残念ながら一概に言えないというのが答えです。
逆に、何も話を聞かずに何か言ってきたら、
それはその人が「勧めたい」ものを勧められているんです。(これ大事)
一昔前は、定期預金や保険で信じられない利率だったようで、
ほぼリスクなしで貯蓄でも高いリターンを得ることができていました。
ですが、今では銀行の預金なんて0.001%とか。
昔と同じように高いリターンを得たいのであれば、
高いリスクを受け入れる必要があるのが直近の状況です。
生活や将来的に必ず必要になる資産をしっかりと確保しつつ、
余裕資金や近い未来には使わないお金を運用などに回して、
利回りと確保するのが最近のトレンドのようです。
老後2,000万円問題なども一時期話題になりましたが、
実際に自分が年金で暮らす時がいづれやってくると想像した時、
どんな生活をしていたいのか、そのためにどのような方法があるのかを、
しっかり計画してみましょう。
将来的に使う資産であれば、ある程度「時間」をうまく活用して、
リスクを分散したり、ポートフォリオのなかでインデックス型の
投資信託を組み合わせるなど、やり方はたくさんあります。
あくまでも目安ですが、15年以上の運用期間があれば、
米国インデックス投資の利回りが優秀であることは明らかになっています。
過去数十年の統計的な結果を分析した経験則とのことですが、
SARSやリーマンショックなど、突発的な事件も織り込んでの結果のため、
この辺りの情報も踏まえて資産のバランスを取れると良いと思います。
アセットアロケーションの選択
あなたがどのくらいのリスクを取る準備(計画)ができていて、
どのように投資を分割したいかを理解できている場合は、
次のいずれかの方法で投資を行うことができます。
- 直接投資商品を購入する(証券会社の開設などをスタート)
- 投資信託など、投資のリスクを分散させるために設計された
投資商品について調査する。 - アドバイザーではなく、単にあなたの指示を実行するだけの
専門ブローカーに指示する。
あなたに合ったポートフォリオは!??
私もいろいろ試してみました。
ウェルスナビでのロボアドバイザーを使ってAiが作るポートフォリオを
試してみたり、自分で調べたりいろいろです。
証券関連のポートフォリオの検討には以下のサイトが参考になりました。
また、金融資産の他に住宅などの不動産、
将来的な相続関連も含めた相談は、アドバイザーに相談して
総合的な計画を練ってから運用をスタートすることをお勧めします。
しっかりと自分に合った投資スタイルを見つけて、
負担のない投資ライフを送りましょうね!
寝不足、厳禁ですよ〜!