投資、初めての方にとってはハードルが高くて、
始めるのが先の話になりがちです。
騙されたり、損することが怖い気持ち、とてもわかります。
少額からスタートできるものですので、怖がらずに
まずは第一歩をスタートしてみましょう!
それでもやっぱりサポートが必要な人は
プロのサポートを依頼するのが一番です。
最初につまづくと、将来的にもやる気がなくなってしまって、
資産を育てるという気持ちすら狩られてしまいがち。
問い合わせの方からでも結構ですので、
第一歩のサポート必要だったら助けを呼びましょう!
投資商品を買うためのチェックポイント
まず、何を買うのかを事前に考えましょう。
買い方は単純なんです。
洋服を買うのに八百屋さんに行く人はいませんよね?
何を買うのかはまず始めに考えておくべきポイントです。
証券会社の口座を開きましょう
まず先にいうと、一番最悪なのは銀行の窓口に行って、
そこで勧められた投資信託を買うことです。
全てとは言いませんが、手数料が高く、
消費者ではなく金融機関が儲かるような商品を勧められるのがオチです。
今はネット証券系の会社が手数料も安く、スムーズにスタートするのに
とてもお勧めできると思います。
まずは口座開設して、中を見てみるといいと思いますよ。
また、できれば複数の会社で口座を開設してみるのもお勧めです。
商品や手数料の違いがわかりますので、どんなファンドの商品を
扱っているのかなど、あなたの方針とその証券会社の特徴とを
上手く組み合わせられるようになると思います。
ファンドの資料を読んでみよう
実際のファンド選択するときに必ずチェックするドキュメントがあります。
どこにあるの?という人もいると思うし、何を見ればいいの?って、
普通に疑問に思いますよね。
この辺りを見てます〜という素人ながらのチェックポイントに
赤い枠つけてみました。ぜひみてみてください!
ファンドの概要
今回は、S&P500に連動するインデックスファンドでチェックです。
- ファクトシート:このファンドの実績などをまとめた資料がみれます
- 経費率:このファンドの手数料で、ファンドごとに、毎年なのか、
毎月なのかなど違いはありますが、手数料がここでみれます。
これとは別に、証券会社で購入する場合には購入手数料などが
発生する場合もありますので、購入するファンドの手数料の他に
証券会社の手数料などもちゃんとチェックしておきましょう。
大体、合計で0.8〜1%程度の手数料くらいまでで私は考えていますよ。 - リターン:比較対象のインデックスと比較したこのファンドの
トータルリターンです。
比較対象がそもそもS&P500なので経費率分のマイナスで
トータルリターンになっていますね。
比較対象のファンドと比べて良い成績がどうなのか、
ちゃんとチェックしましょう!
ファンドの詳細
続いてファンドの詳細です。
ここでは、今ファンドがどの程度の資産を集めているか、
(参加している人が全体でどの程度の投資をしているか)
このファンドを買うといくつの銘柄に分散されているのか、
PERやPBRなどの他、直近一年の分配利回りなどがチェックできます。
このファンド自体の値上がり益の他にファンドの分配金があり、
年に1度や四半期、毎月などさまざまな分配のタイミングがあります。
株の分配金と同様に考えれば良いのですが、毎月分配などのファンドだと、
ファンドの価格を下げてまで分配金を支払うようなものもあります。
分配金は毎年の課税対象(20.315%など)になるため、
資産を増やすには分配金よりも値上がり益による複利の効果を活用した
資産形成がお勧めです。
※分配金を再投資する場合には、再度購入手数料などが発生します。。
その辺りもしっかりと見極めましょう!
ファクトシート(運用レポート)
ファクトシートでは、このファンドが成立いらい、及び直近数年単位での
ファンドの運用実績が表示されます。
ここで、上下の波が大きいものや、ほとんど変化がないものなど、
ファンドごとの特徴をみることができます。
また、ベンチマーク(比較対象)との価格差などもチェックできるので、
自分の投資をする前には必ずチェックするようにしましょう!
組み入れ銘柄
こちらでは、実際にこのファンドを買うと分散される投資対象の、
銘柄が割合別にTOP10などの形で一覧化されたものが見れます。
その時の各社の時価総額などの基準で保有比率も変わってきているので、
ぜひ中身を見てみてください。
また、分散投資のイメージもここが一番沸きやすいと思います。
個別銘柄を買っていると、ボラティリティが高くなりがちですし、
いざというときのリスクも高いですが、
例えば今回のS&P500では、TOPのApple社でも6.71%です。
このほかに500社が分散投資される形なので、
1社ごとの影響を抑えることができるイメージを
持っていただき易いかなと思います。
資産構成
最後に、ファンドの資産がどのようなセクター(分野)に
分散しているのか、資産構成でチェックすることができます。
今回の紹介はiシェアーズのS&P500ですが、同じiシェアーズでも
S&P500銘柄のうち、特定のセクターの企業だけをまとめたような
商品があったりと、ファンドごとに特徴的な商品を開発しています。
構成されている分野を分散すると、例えばコロナの影響を受けにくい
情報技術セクターと、食品や医療のセクターを組み合わせた資産構成で、
資産全体が暴落するリスクの対策をしておくことなどができます。
ファンドを比較してみよう
実はこれ、ものすごい大事です。
同じS&P500でも手数料が全然違ったり、
組み入れ銘柄の率が異なるものもあるんです。
今回、iシェアーズと比べるのはeMAXIS Slim のS&P500です。
iシェアーズのS&P500では、経費率は0.03%でしたが、
こちらでは信託報酬として全体で0.088%など、約3倍なんです。
とはいえこれも十分に低い水準ですが、国内の銀行窓口などでは、
この数倍の手数料を要求してくるようなファンドが山ほどあります。
自分で見抜く目を鍛えていきましょう!
まとめ
各サイトごとに購入の仕方については説明ドキュメントなどが
あると思いますので、今回は商品の調べ方を簡単にご紹介しました。
一番有名であろうS&P500でもこんな違いがあるので、
ぜひあなたの資産を育てるパートナーになるようなファンドを選び、
有意義な投資家生活を送りましょう!
もしはじめの一歩に躓きかけたら、問い合わせで相談してみてくださいね。