最近は暗号通貨の話ばっかり、、、になっていました。
けれども私の基本的な投資スタンスは中長期の資産運用。
暗号通貨の一喜一憂では実はFireまでは遠い道のりなのです。
あくまでもポートフォリオの一部である暗号通貨だけではなく、
メインの投資である積立投資についてもサボらずに調べていました!
今回はDOMINIONという企業について、ご紹介したいと思います!
DOMINION Captial Strategyとは!??
- 設立:2018年
※ファンドマネジメントの会社は2004年に設立され、2010年にガーンジー島にて
ガーンジー島金融サービス委員会より許可を取得 - 所在地:ガーンジー島(イギリス王室属領)
- オフィス:ロンドン
- WEBサイト:https://dominion-cs.com/ja/
ドミニオンの公式サイトから概要を抜粋すると、
ドミニオン・キャピタル・ストラテジーはドミニオンのファイナンシャルサービスのプラットフォームです。当社では、効率的で最新のクラウドベースのデジタルポータルを通じてクラス最高のクライアントソリューションを提供しています。当社の目的はすべて投資家がそのファイナンシャルゴールを達成するのをお手伝いすることです。
ファイナンシャルプランニングの必要性は日々高まっています。老後、子供の教育、医療費等への備えは貯蓄の重要性を示す、ほんの一例にすぎません。そのため、専門的かつ透明性のある資産管理と多様なポートフォリオによって包括的にファイナンシャルプランニングをすることが非常に重要です。当社では、これらのことを踏まえて、国際的な貯蓄と投資のソリューションをご用意いたしました。お客様はIFAを介して、個別のニーズに応じたソリューションを設計することが可能です。
当社のシニアマネジメントチームにはファイナンシャルサービスの業界での確かな実績があり、それぞれが国際的な大手金融機関で働いた経験を有しています。
当社の豊富な知識と経験を有するチームが、お客様のファイナンシャルゴールを達成できるよう包括的にサポートします。
出典:https://dominion-cs.com/ja/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%A6%82%E8%A6%81/
ちょっと難しい言葉が並んでいますが、
要は、私募ファンドとして顧客の資産運用のサポートが仕事です。
日本国内では取り扱っていないようなファンドや、
ファンドオブファンズと言われる、ヘッジファンド、再生ファンド等へ
投資が可能となるような仕組みを持っています。
取り扱っているファンドも複数あり、
それぞれが適度に分散されていました。
ライセンス
ガーンジー島の金融サービス委員会のサイトにて、
Dominion Fund Management Limitedが
投資のライセンスを持っていることが確認できます。
許可されている範囲は以下の通りです。
タイプ | 集団投資スキーム | 一般証券およびデリバティブ |
---|---|---|
プロモーション | ◯ | ◯ |
サブスクリプション | ◯ | ◯ |
登録 | ◯ | ◯ |
取引 | ◯ | ◯ |
目標設定 | ◯ | ◯ |
実行管理 | ◯ | ◯ |
アドバイス | ◯ | ◯ |
カストディ | ◯ | ◯ |
ガーンジー島(英国王室属領)とは?
ガーンジー島は、Corporate Tax Haven Index – 2021 Resultsという
サイトでは、17位に位置する英国王室属領です。
オフショア金融センターとして人気があり、さまざまな外国企業がSPCを設立しているとのこと。
S&Pの格付けではAA-
分別管理口座やマネーロンダリング防止政策ーガーンジー島は
マネーロンダリング防止政策を徹底準拠していると
2016年CODEから認定されていることなどが特徴です。
一流の資産管理銀行
資金管理銀行はBank of NewYork Mellonです。
以前別の記事でご紹介したことがありますが、
カストディアンで暗号通貨の取り扱いを発表したこともありました。
この資産管理がちょっと珍しいんです。
それは、
「自分専用の口座が作られる」
通常は海外の生命保険会社など、窓口となっている企業が
資産管理用の口座を作って管理する手法となりますが、
DOMINIONの場合、あなたの専用口座が作られます。
信頼しないわけではないですが、保険会社の名義の口座だと、
内部犯行などにより、あなたの資産が守られない可能性もありますが、
個人の名前で口座が作られれば、勝手に他の人があなたの資産に
手をつけるようなことはできません!
商品ラインナップ
商品は2種類、
- MY セービング ストラテジー
- MY インベストメント ストラテジー
MY セービングストラテジー
積立型のファンドで、毎月250米ドルから投資可能です。
積立期間も5年〜20年とライフプランに合わせて
投資する期間を調整できます。
MY インベストメント ストラテジー
一括支払い型のファンドで、10,000米ドルからスタート可能です。
早期解約でかかる手数料は最初の5年間のみ!
私は海外へのドルコスト平均法での積み立てをしているので、
今回はMYセービングストラテジーを中心に以下をご紹介です。
英語のパンフレットに情報が記載されていたので、
そちらを参考にご紹介です。
手数料体系
年数 | 手数料/年 |
5 | 2.65% |
6 | 2.15% |
7 | 1.85% |
8 | 1.65% |
9 | 1.50% |
10 | 1.35% |
11 | 1.23% |
12 | 1.17% |
13 | 1.16% |
14 | 1.16% |
15-20 | 1.15% |
そのほかにセットアップ費用として25米ドルかかります。
が、海外投資でわかりづらいと言われる
数々の手数料体系を持つところと比べると非常にシンプルです。
投資チーム
ドミニオンのメンバーは全員Linked In でアカウントを持っていました。
が、全員ここと同じ写真だったので、会社でアカウント取れって
言われてるんだろうなぁという感じです。
ただ、これまでのキャリアにも言及されていたので、
出身学校や前職などチェックしたい人はぜひ。
取り扱いファンド
ドミニオンの取り扱っているファンドは大きく2種類。
オリジナルのファンドとして
- E Commerce Fund
- LAXURY Fund
- MANAGED Fund
と、ファンドオブファンズで9つのファンドがあります。
今後、細かくそれぞれのファンドをご紹介します。
ドミニオンへの投資はすべき?
海外への直接投資という点では、他のファンドと比較すると
手数料の安さで差別化しているように見えます。
完全にS&P500などへのインデックス投資に振り切れば、
自分でネット証券会社を使っての投資も可能です。
ただ、少し自分で運用をしてみたい方や、
積極的にリスクを取ったり興味のある分野に投資したりといった方には、
商品自体の手数料はもちろんチェックする必要はありますが、
選択肢の一つとして挙げられる会社かなと思います。
会社としては、しっかりとしたライセンスの裏付け、
BNY MELLONでの口座管理のほか、
若い企業のため電子化が進んでおり、
申し込みなども完全WEB化されている点もユニークだと思います。
タックスヘイブンに設立されている会社なので、
法人税の高い国の企業とは競争力が違うと思います。
※ファンドへの投資では毎年利益が発生するため、
投資家自身は納税の義務があるのではないかなと思います。
※個人の見解ですので、正しくは税理士さんにご相談くださいね。
保険などの税制優遇は受けられませんが、
ある程度の中長期の投資として、
資産形成の選択肢の一つにしても面白いと思いますよ。
詳しく話を聞きたいという方は、
ぜひ問い合わせにご相談くださいね!