前回紹介させていただいた鬼の訪問記。
この訪問中に最も注目したかったのが、
Swissborg Earnです。
この新しい機能について、熱いメッセージをこめた話を聞けたので
皆さんに共有です。
Swissborg Earnリリースは目前!?
直近のAMAでも取り上げられているSwissborg Earnですが、
まもなくリリースとの情報が公開されています。
今回の訪問で最も衝撃的な瞬間の一つが、
プロトタイプのSwissborg Earnのデモンストレーションです。
エンジニアの方数名ともお会いすることができ、
実際にプロダクトが開発され、それが動く瞬間を目撃できました!
非常に簡単なオペレーションで、
自分独自のポートフォリオができる!
しかも複数の暗号資産に分散した投資で。
これが目の前で実現できたのです。
従来であれば、金融商品の開発は例えばS&P500の銘柄を軸にしたり、
セグメントに分類した特化型商品など、ETFや投資信託を開発し、
それを証券会社が引き受け、販売しています。
この間の中間マージンなどもなく、
自分の許容可能なリスク/リターンでの
商品をアプリが自動的に作ってくれる。
こんな画期的な機能がサービス化されます!
今後、さらに選択可能な暗号通貨や金融商品、
為替などもポートフォリオに
組み込まれることも予想されます。
自分のポートフォリオを高度にカスタマイズできる
未来のサービスを目の前に見せていただきました。
ちなみに、UIはこれまでのウェルスアプリと同様、
非常に直感的でわかりやすい表示でした。
英語の壁だけ、乗り越えましょう!
日本向けには・・・?
金融についての学習に課題が残る日本においては、
金融庁が「金融教育」を進めるなどのニュースもありますが、
この商品の衝撃的なポイントがスムーズに広がるのは厳しいと思います。
今後日本を中心に動いている元素騎士などのプロダクトとの
協業もあるため、日本のユーザーの獲得も可能性がありますし、
他のプロジェクトのマーケットプレイスにて、
Swissborgアプリの機能を体感できると
その破壊力の凄さを実感するユーザーが増えると感じます。
個人的な感覚としても、「占い」「性格診断」などの日本人が好む
コンテンツとの相性の良さや、「ランキング」「◯○に人気の」などの
ネーミングの工夫により、日本人の受け入れのハードルを低くし、
展開の後押しができるのではと感じます。
CHSBの今後は?
今回のアプリケーション提供にも、当然ながらジェネシスプレミアムなど
Swissborgアプリ上のTierは影響すると思います。
(AMAでも言及がありましたね!)
その場合、暗号資産と伝統的資産を組み合わせたポートフォリオを
アプリが自動的にリスクに合わせて構築するという画期的な機能は、
欧州を皮切りにユーザーに受け入れられるのだと思います。
その時に、CHSBのニーズも上がるのでは。私はそう感じました。
前回の記事にも書いた、デビットカード対応など、
ユーザーの裾野を広げるための戦略と、
画期的な自分専用のポートフォリオ作成機能を軸とした戦略。
この2種類の戦略が組み合わさる未来に、
引き続き注目していきたいと思います。
次回、最後の記事では、AMAの撮影場所など
オフィスの写真などもご紹介させていただきます。