誰でも、突然の出費が!!という経験をしたことはあると思います。前触れものなく突然壊れた洗濯機や、段々動きが鈍くなってきた掃除機などなど、、、定期的な貯金があれば安心ですが、逆にいざに備えすぎてて価値を生まないお金が多いなんていうこともよく聞きます。どのくらいの金額が手元にあれば良いのか、専門家でも意見の分かれるところですが、必要な分を手元に残しつつ、残りをうまく使えるように分割しておくことが大事です。
資金の積み立て方
緊急時への備え、思わず集中して貯めたいと思ってしまうところですが、他の貯蓄と同じように貯蓄よう資産を余裕を持って捻出しつつ、定期的に貯蓄するようにしましょう。
コツコツ貯める方が、一気に大きな金額を貯蓄に回すよりも効果ある場合が多いです。一気にやると実は身につかない、家計の見直しや、無駄を省くために家計に対する基本的な考え方を変えられる習慣の見直しができるからです。予算を決めて、定期的に貯蓄を増やしていきましょう。
それが難しい場合にも、できるだけ定期的な貯金を心がけましょう。少しずつの貯蓄でも、時間と共に大きな違いが出てきます。
結婚式や車の購入のために貯金をするのと同じように、いざというときにいくら貯金をしておく必要があるか考えて、無駄の内容に普通預金など引き出しがすぐにできるところに置いておくと良いと思います。
私も運用利回りをグラフにしていますが、貯蓄目標に対して、できるだけ苦労なく状況が見れるようにしておきたいですね。
もし、あなたがカードの借り入れなどの「借金」がある場合は、先に返済するのか、貯金をして同時に返済するのかを決めておくと良いと思います。借金のシミュレーションができるサイトもあるので、しっかりと返済計画も練った上で準備しましょうね。
日々の資金繰りがきつくて、節約に回せるお金があるかどうかわからない場合は、いくつかのお金を見直しができるかどうかを確認してみることをお勧めします。
- 電気やガスなどの公共料金、インターネット回線の見直しによって、年間数万円のコストダウンができちゃうかもしれません。毎月、何も変わらないのにコストが下げられることが多いので、まずやってみましょう。
- 手当てや給付金、補助金など、取り逃がしている物がないか、しっかりチェックしてください。お子さんがいらっしゃれば、児童手当などのほか、医療費をはじめ経済的な支援もあるようですよ。
- 以前の記事でご紹介した、「お金の健康診断」を是非やってみましょう
- 広告やポイ活、その他細かいものまで色々とありますが、お得情報を有効活用しましょう!
いざという時のための貯蓄目標額を達成したら、それ以降は普通の貯金の目標に向かって貯蓄のスピードをアップさせることができます。この点がかなり重要なので、一括ではなく、そもそも貯金を貯めることができる状況のために見直しをかけるのが大事です。
お金の健康診断や貯金の目標設定についてはこちらでも記事書いてます。
どのくらい貯金すればいいの?
急に家電が壊れたりといった、急な修理代などの出費を払えるようにしたいと思いますが、実は、3〜6ヶ月分のお金を用意しておくことも重要です。
怪我や止むを得ない事情で仕事をやめたり、大切なパートナーと別れたりして、立ち直るのに時間がいる時、急な家電の故障以上にダメージ大きくないですか?
ご自分のスタイルに寄る部分が大きいですが、上述のような金額イメージは必要かなと思います。
お金が足りないときは、小さなことから始めましょう
お金の見直し、結構初期はダメージあるんですよね。
でも、10%出費を抑えても生活レベルって変わらない、なんて言葉も聞きます。
コツコツと継続することが、実は一番の近道かも?ですよ。
私の場合
これまでもいろんなことが起きて急な出費が必要!となったこともありました。
ですが、基本的には3ヶ月分の生活費をすぐ引き出せる口座に貯めておくと安心でした。
生活費20万円だとしたら、60万円の貯金は常に蓄えておくイメージです。
この切り分けがはっきりできてると、投資や運用などに対しても極端に不安な気持ちにならなくて済みました。
現在の状況に応じた金額を計算してみる
また、「いざ」という時がくるものとこないものもあります。車持ってない人は修理費はかからないし、家持っていない人は修繕費も不要です。
意外にも、医療費ってそこまで大きな金額ではなかったりもしますので、予備として備えておく費用として参考にしてみてください。
車の修理費 | 10〜100万円※壊れた場所によるそうです。夫は丸ごと車を盗まれた経験も。。。 |
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入院時の自己負担費用 | 20.8万円※高額療養費制度を使った場合は精算金額 |
急な結婚式 | 3万円程度 海外挙式に参列した時、ハワイで20万円くらいでした。。 |
子どもの習い事 | 5〜6万円バレエなどでは先生へのお礼のほか、衣装代など想定外にかかるみたいですね。 |
携帯電話の紛失など | 5〜10万円 最近、若干安くなってきてますがまだまだ高いです |
洗濯機やエアコンなどの白物家電の修理費 | 5〜10万円程度ですが、エアコンなどは30万円なんて場合もあります |
家の修理費 | 部分的には数万円ですが、戸建ての屋根塗装とかだと100万円単位 |
単純に合算すると、なかなか貯蓄に回すまでに時間がかかってしまいそうに感じると思います。だからこそ、自分の目標を細かく設定して、じっくりと小額からの積立が大事になってきます。
予期せぬ出費に対処するための他の方法
このような保険や保証金のようなものを取得するなどの節約の他に、そもそもの持ち方を変えることや、突発的な出費のリスクを保険などを活用して抑えることができることもあります。中には、火災保険で屋根の修理?なんてことも。
車を持つからシェアリングへ!「持つ」ことのコストも見えてきますよ。
共済などの保険で、「子どもが人に怪我させた!車を傷つけた!」などの保証も!
※学資保険はお勧めしません!それに関してはこちらから
自宅の屋根修理で20万円以上!!のときも、風災として認定されれば保険対象になるかも?
いざという時のために貯金を始める前にしておくこと
緊急時の資金を積み立て始めるのは素晴らしいことですが、その前にやっておいた方がいいこともいくつかあります。
もし、
- クレジットカードでの借金
- 不正貸越
- 消費者金融での借り入れ
- 自動車ローンなど
などがあれば、まずはそれを早く終わらせた方が良いです。
(貯蓄や運用よりも利息が高いため、これらをやっつけるのが最優先です!!)
住宅ローンは、今は変動固定ともに利率が非常に低いため、住宅ローン減税の活用可能性も含めて、繰上げ返済するべきかはよく検討した方が良いです。
自動車ローンや、服飾品をローンで買っている場合は利率が高いので、なるべくローンを組まずにやりくりし、もしローンが残っていれば早めに繰上げた方が良いでしょう。使える減税制度などは十分に活用しつつ、しっかりと貯蓄していきましょう!